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第12回6月公演「ショート・ストーリーズ・9」ロミオとジュリエットより

皆さん、こんにちは!今日はもう1つの注目。6月公演「ショート・ストーリーズ・9」ロミオとジュリエットを踊る森田維央と大島淑江についてお届けします。


森田維央
2014年NBAバレエ団入団
ファーストソリスト


大島淑江
2017年NBAバレエ団入団
ソリスト


今回6月公演でロミオとジュリエットに抜擢された森田維央と大島淑江。キャストが出た時、森田の第一声は「きたかぁー!」だったそうです。「実はこの作品は9作品の中で一番恐れていた作品だった」と語り始めた森田。理由を聞いてみると、7分半という長いパ・ド・ドゥなので、体力的にも大変だし、パートナリングも簡単ではないので、徐々に積み上げていく必要もある。2017年の本公演の時には、ロミオのアンダーでリハーサルに臨んでいた森田だからこそその辛さを知っている。一方、ペアを組む大島は、「すごく嬉しかった」と笑顔で回答。アメリカで全幕を踊ったことがあるが、マーティン・フリードマン氏振付のロミオとジュリエットは初めて。彼の作品は所謂一般的な「ロミオとジュリエット」と違って、立って見つめあう時間とかも少ないくらい次から次へと振りが変わっていくというか、呼吸をする時間もないくらい振りが詰み込まれていて、本当にしんどい!常にマラソンをしている感じがする。と先ほどの森田の辛さを裏付けるかのように話してくれた大島。しかし、完成すれば素敵なパ・ド・ドゥとなるので、二人の呼吸を合わせて、最高の舞台にしたいと意気込みを語ってくれました。



ペアを組むのが初めての二人。お互いの印象を聞いてみると、(大島は)とにかく軽い。軽い人とペアを組むと体力的にも全然違うのでこの作品で一緒にできることは良かったと話す森田に対し、(森田は)力持ちで安心して任せられるので踊っていて心地よいと大島がコメント。森田は誰に対しても気を遣うというか、使いすぎてしまうようで、それを感じ取っている大島も逆に気を遣わせないように森田に合わせるように努めているとか…
事前に打ち合わせをして、お互いここはこうして欲しいというリクエストや、そこはこうすれば良くなるのでは?と話をすることでより信頼関係を作っているようです。



ここで少し二人について触れてみます。


森田維央
幼少時代、とても元気の良い男の子だったようです。CMで見たバレエダンサーに憧れ、自らバレエの道に入ったのが小学3年生の時。両親に厳しく育てられた彼の性格は、とても真面目で好青年という印象。バレエを辞めたいと思う時も多々あったが、イギリス3年間、イタリア1年間、カナダ1年間、アメリカ2年間と、多くのバレエ留学をするほどバレエ三昧の人生を若いうちから送ってきた。「自分が大きく成長できたのは、ミラノスカラ座でバレエの基礎を叩き込まれたからだと思う」と話してくれました。海外生活は長かったが、日本が恋しくて仕方なかったそうです。20歳でKバレエに入団したが、再びアメリカにバレエ留学をするなど、常に自分磨きに徹する森田。もうバレエを辞めようかな?と悩み帰国した時に、偶然友達に会いにNBAバレエ団に来たところ、やっぱり自分にはバレエしかない!と思い直し、NBAバレエ団に入団。現在はファーストソリストとして活躍をしている。NBAバレエ団に入ってから、自分に合っていないというかチャレンジのキャストが多いので、その分成長できる。今回のロミオ役もその一つである。と話してくれた。彼自身のイメージは、ブルッフレッドやケルツのレッド。真逆のしっとりとした愛溢れるこの作品をどのように演じるのか?注目したい。


大島淑江
子供のころ、ディズニーのプリンセスになりたいと夢見る女の子だったそうです。住んでいたマンションの集会室みたいなところで、バレエのワークショップがあり、窓越しにその姿を見て、「なんと可愛らしい!」と思ったそうです。ピンクのチュチュを着ている可愛い姿にプリンセスへの近道!と直感したことがバレエを始めるきっかけとなった。色々な習い事をしていたようですが、楽しく続けられたのはバレエだけだったようです。ご主人からは猫のような性格と言われる大島。暖かいところが好きで、ふとした瞬間でうたた寝したりするようです。彼女も高校3年の時にロシアへ留学。長期間いたロシアからカナダ、アメリカに移り、アメリカではプリンシパルとして活躍していた大島。人生の半分を海外で過ごし、2017年NBAバレエ団に入団。日本のバレエ団は初めてで、当初は緊張したが、とてもなじみやすく、居心地が良いバレエ団で、伸び伸びとダンサー生活を送っていると語ってくれました。アメリカでの経験を活かし、今後の活躍が期待できるソリスト。


最後に
この作品は禁断の愛の中でお互いの愛を求めあう悲劇。その愛をどのように表現するか?がとても難しい。観てくれるお客様にそれが伝わるように演じていきたいが、現在は振りを完璧にすることと体力を持たせることで精いっぱい。本番までに完璧に仕上げ最高の舞台をお魅せしたい。また個性ある9作品の移り変わりをぜひ堪能して欲しい。と語ってくれました。


              


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