Rei Maesawa / Nao Nokubo

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第16回6月公演「ショート・ストーリーズ・9」ブルッフシリーズ

こんにちは!今日は、フレッシュな若手ダンサー前沢零と野久保奈央を紹介したいと思います。
NBAバレエ団6月公演「ショート・ストーリーズ・9」では、ブルッフのピンクを踊る二人。他にも前沢は海賊でアリ役として、野久保はガチョーク讃歌女性トリオでも出演します。
二人のダンサーとしての顔だけでなく、素の顔もお届けしたいと思いますので、楽しんでください。



前沢零
2017年NBAバレエ団入団
アーティスト


野久保奈央
2018年NBAバレエ団入団
アーティスト


野久保奈央は2016年3月、若手ダンサー育成の目的も含んだ公演「Director’s Selection」の時、ブルッフのピンクを踊っている。「当初、声をかけてもらった時はコールドの振付を覚えてリハーサルに臨んだが、バレエ団を訪れた日にピンクと聞いて、びっくりした。同時にその日から必死にピンクの振付を覚えていた記憶がある」とその当時のエピソードを語り始めた。バレエ団でのリハーサル時間には限りがあり、考える間もなく、ただただこなすというか?とにかく無我夢中で練習したことを覚えている。でも本番はとても楽しく踊ることができたと本番強さをみせた野久保。今回は少し心に余裕ができ、楽しくリハーサルにものぞんでいるようです。
一方、前沢零はブルッフ自体踊るのが初めて。その中で、ピンクを踊ることについて、「すごいクラシック!思った以上にバレエが軸になりレベルの高さに苦労しています。特に足さばきが早いし多いし、慣れるのに時間がかかる」独特なやったことのないステップなどもあるので、自分の体にしみこませるために必死。まだ納得した演技ができていないので、本番に向けてしっかり仕上げて、本番楽しめるようにしたいと意気込みを語りました。


自分たちはどんなダンサーか?と尋ねると、前沢はどちらかというと決めて魅せるというより、テクニックかな!自分の中ではその自分のテクニックをどうお客様に魅せるか?というのを考えている感じです。と話したのは前沢。同様、野久保も、どちらかというとお姫様というよりテクニックを売りにできるダンサーでは?と自分を分析した。



二人の共通点は、とにかく「楽しむ」というところ。前沢には同じ年齢のダンサーが五人いるが、ライバル心を燃やすというより、それぞれの持ち味を出して、楽しく踊る。もちろん負けたくないという気持ちはあるが、そればかり考えるとストレスになるので、今できる最大限をそれぞれが出していければ、自ずと成長していくし、楽しくいられると話してくれた。自分ができない部分は、毎日少しずつ形を変えてやってみる。出来なかったら、追及するのではなく、また次の日に違う形でチャレンジ。その日の体調も含めて自分がどうすればできるようになるのか?を掘り下げるというよりは、毎日の積み重ねで克服していくタイプだそうです。野久保は、「失敗することをあまり想像しないようにしている。失敗を恐れると緊張してしまい、緊張しすぎると結果悪い方向にいってしまうから…イメージトレーニングというのかな?舞台で自分が楽しそうに踊っているのを常にイメージしている。舞台に立て踊っているのが一番好きなので、それを想像することで、出来なかったことが出来るようになっている。緊張感は必要だが、私の場合過度に緊張するとドツボにはまるので、楽しむことを考えるようにしている。」と…。二人とも、出来ないことを克服する方法は違えど、考えるよりもまずは踊ってしまえ!というタイプだそうです。圧巻のポジティブ思考(笑)



そんな若さ溢れる二人の普段はどんなものだろうか? 私生活を少し聞いてみた。
野久保は、「一日オフの日があると、一日本を読んでいられる」というほど愛読家。好きな作家は原田マハや東野圭吾だそうです。バレエ団に入って初めての一人暮らし。毎日が楽しくて仕方ないらしい。遠く離れて住んでいるお母さんとは毎日LINEで会話をしているようですが…。実家から食料など送ってもらったりしていますが、荷物が届くたびに親に支えられていることを実感し、感謝しているようです。一方、前沢はとにかくアウトドア派。体を動かすのが大好きな前沢は、休みがあると怪我しない程度にスケートボードをしたり、最近はボルタリングも楽しんでいるようです。傍ら、料理が得意で、自分で釣った魚をさばいて料理するほどの腕前。「見た目重視なので、盛り付けとかすごく考えますね!」と。今住んでいるところは、スーパーが少し遠いので、料理好きな前沢にとっては不便な場所なのかも…。話していてとてもほんわかした一瞬がありました。それは前沢が言った言葉。「動物が好きなので、ハリネズミを飼っているんです。実家にいる時から、猫、犬、フェレット他色々飼っていたのですが、ハリネズミだけ飼ったことなくて…」動物でハリネズミを想像できた前沢のなんとも可愛らしい一面でした。




プロダンサーとしての自分を見つめてもらいました。
前沢)ソリストのキャスティングも少しずつ増えてきているが、後ろで一緒に踊っているコールドの動きと自分のポジションとが一つになることを考えるようになった。コールドもやっているので、コールドから見たソリストの動き、ソリストから見たコールドの動き、どちらも重要であり、その中で自分が与えられたキャストを全うできるようにしたい。同時に楽しんでいきたいと思う。
野久保)プロになって、練習量が今までと全く違うが、踊ることが大好きなのでとても嬉しい。一日踊っていられるこの環境はとてもありがたいし、自分にとってとても良い経験です。綺麗な先輩たちがたくさんいるので、見ているだけで勉強にもなるし、ここはこうしたら良いんだぁ~!という発見もある。そういう発見を普段のレッスンにも取り入れていきたいと思っています。



最後に6月公演「ショート・ストーリーズ・9」ブルッフ・ピンクについての意気込みを聞いてみた。曲も雰囲気も他と異なる第三楽章。明るく軽快で、自分の中で何かがはじけるイメージ!その楽しさ、そして踊っているみんなの笑顔を見てもらえればと思っています。観に来てくれたお客様に伝わるよう思いっきり楽しみたいと思っています。と、ここでもやはり楽しむことを一番とする二人からのコメントでした。


              


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