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第九号 3月公演「海賊」 ザイード役(17日)宝満直也に迫る

みなさん、こんにちは!来週末はいよいよ「海賊」本番です。皆さんぜひ観に来てください。3月公演「海賊」でザイード役(17日)を演じ、かつ今回振付助手としても活躍の宝満直也を紹介します。

宝満直也
 2017年NBAバレエ団入団

新国立劇場バレエ研究所を経て2010年同バレエ団に入団。
ほぼすべての公演に出演しながら若手振付家育成公演
「Dance in the Future」では、作品を多数発表し公表を得る。
「オンステージ新聞2016新人振付家ベスト1」に選出される。

バレエを始めたきっかけには、とても可愛いエピソードがあります。ある日、デパートの屋上に遊びに行ったとき、アンパンマンの綿菓子を作るマシーンを見て、どうしてもその綿菓子がほしいとねだった時、お母さんが「バレエを始めるならいいよ!」と言ったのがきっかけだったそうです。よほどその綿菓子が欲しかったようですね。

実際に始めたバレエですが、本人はすぐに辞めたかったそうです。レッスンでは彼だけが男の子で、とても嫌だったようです。小学生時代も周りにバレエを習っている男の子は少なく、少し恥ずかしい気持ちもあったようです。しかし、高校に入ったころ、ダンススタジオに入り直した彼は、バレエだけでなく、ジャズ、モダン、ストリート等いろいろなダンスに触れるようになり、そこからダンスというものの楽しさを覚えたようです。そしてその経験でバレエを楽しめるようになったと語っていました。ちなみに、そのころ大貫勇輔氏が近所で、一緒に共有できる存在だったようです。

2008年新国立劇場バレエ団の研修所に入団し、2010年正団員として活躍の場を広げるようになった宝満直也。入団2年目の時にDance The Futureのバタフライ役に抜擢された。これがダンサーとしての転機だったそうです。平山素子氏の作品ですが、彼女のダンスに対する情熱、探究心に触れて自分自身のバレエに対する姿勢と向き合うことが出来たようです。
ダンサーとしてももちろんですが、振付家としても活躍をする宝満直也。実は16歳から振付をしていたようですが、2012年から新国立劇場バレエ団で毎年新たな作品を発表。日本では振付家を育てる土壌がなく、海外と比べると彼の振付家デビューは遅いくらいだと言ってました。これから日本でも振付家育成する場が多くなっていくとよいですね。

今回、振付助手としてダンサーとして迎える「海賊」。正直両方をこなすことはとても大変だったようです。一方で、「振付をすることで全体の流れやそれぞれのキャストの心情を考えさせらた分、それは自分の役を踊ることに重要な意味があったと思う。」と語ってくれました。
振付をする時に、一番重要なことは、自分の感性を大事にすること。その人の全てが出てくるのが振付であり、踊りである。自分がどう表現したいか?この人をどう表現するか?そう言う意味で、演者の感性を引き出すことも1つの僕の役目だと思っています。自分の感性を大事にしつつ、演者の感性を引き出してあげること。振付に正解はないと思います。感性を信じて表現できればと思っています。

一見クールに見える宝満直也。マイペースで良くも悪くも我が強いと自分のことを話してくれました。
人混みが苦手で、時間がある時は、山や海に突然行ってボーっとするようです。自然の中にいることでリフレッシュできたり、急に振付が浮かんだりすることもあるそうです。
また、本を読むようにしているようです。本はその人の価値観を表すツールの1つ。色々な価値観に触れる機会を多く持ちたいと常に思っているようで、舞台はバレエだけではなく良く観にいくようです。
いつも真面目な彼が、今回ザイードという役柄をどんな風に演じるのか?とても楽しみです。



芸術監督・久保紘一から見た”宝満直也”の魅力

彼の舞台を観たのは数年前でした。それは男性二人のでデュオだったのですが後で自作自演だった事が分かりビックリ。そして共通の友人を介し彼と話す機会があり、NBAに入団する運びとなりました。
直也くんは神様から色々な才能を授かったかのようですね。

海賊でもその素晴らしい振付センスを遺憾なく発揮してくれているし、ダンサーとして恵まれたルックスを活かし、頼りになるダンサーとして活躍してくれるでしょう。

              


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