ショート・ストーリーズ・9 ~バレエ・インクレディブル
過去ご好評頂いた作品に新作を加えた珠玉の名作をガラ形式でお届けします!
2018年6月15日(金)・16日(土)・17日(日) 彩の国さいたま芸術劇場大ホール
公 演 名: | ショート・ストーリーズ・9 ~バレエ・インクレディブル |
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日 時: |
2018年 6月15日(金) 14:00 / 19:00 6月16日(土) 15:00 6月17日(日) 15:00 |
会 場: | 彩の国さいたま芸術劇場大ホール |
チケット料金: |
プレミアム席 9,800円 SS席 7,900円 S席 5,500円 A席 3,900円 学生席 2,100円 Z席 1,500円 ※Z席はバレエの雰囲気を楽しみたい方におすすめ。 舞台が見切れる場合もございます。予めご了承の上お求めください。 ※3歳未満の入場はご遠慮ください。 ※別途チケット発券手数料と発送手数料を頂戴致します。(190円) |
公演内容: |
第一部
1. スターズ アンド ストライプス 2. ガチョーク賛歌よりトリオ 3. 佐藤圭新作 4. ケルツ(全編) 第二部 5. ロミオとジュリエットよりパ・ド・ドゥ 6. ザ・リバーよりボーテックス 7. 海賊よりパ・ド・トロワ 8. 宝満直也新作 第三部 9. ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番 ※演目の順番は変わる可能性があります。 |
主 催: | 特定非営利活動法人日本バレエアカデミーバレエ団(NPO法人NBA団) |
提 携: | 彩の国さいたま芸術劇場 |
協 賛: | サントリービバレッジ株式会社、チャコット株式会社
所沢パークホテル、株式会社プレジャーガレージ |
2018年5月25日(金) 13時30分~ スタジオリハーサル見学会及びファン交流会(チケットご購入者に限り)
公演当日:バックステージツアー(開場15分前集合、当日チケットをお持ちの方のみ)
キャスト
第1部
6月15日14時公演/6月16日15時公演 | 6月15日19時公演/6月17日15時公演 | ||
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スターズ アンド ストライプス | 竹田仁美 | 竹田仁美 | |
高橋真之 | 高橋真之 | ||
ガチョーク賛歌よりトリオ | 勅使河原綾乃 | 鈴木恵里奈 | |
三原未来 | 伊東由希子 | ||
米津美千花 | 野久保奈央 | ||
佐藤圭 新作 | 佐藤圭 | 佐藤圭 | |
ケルツ(全幕) | グリーン | 安西健塁 | 新井悠汰 |
レッド | 鈴木恵里奈 | 猪嶋沙織 | |
大森康正 | 清水勇志レイ | ||
ブラウン | 浅井杏里 | 峰岸千晶 | |
古道貴大 | 土橋冬夢 |
第二部
6月15日14時公演/6月16日15時公演 | 6月15日19時公演/6月17日15時公演 | ||
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ロミオとジュリエットよりパ・ド・ドゥ | 大島淑江 | 竹内碧 | |
森田維央 | 宮内浩之 | ||
ザ・リバーよりボーテックス | 勅使河原綾乃 | 勅使河原綾乃 | |
海賊よりパ・ド・トロワ | 峰岸千晶 | 未定 | |
宮内浩之 | 三船元維 | ||
新井悠汰 | 前沢零 | ||
宝満直也 新作 | 未定 | 未定 |
第三部
6月15日14時公演/6月16日15時公演 | 6月15日19時公演/6月17日15時公演 | ||
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ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番 | アクア | 竹内碧 | 大島淑江 |
宮内浩之 | 安西健塁 | ||
レッド | 浅井杏里 | 阪本絵里奈 | |
清水勇志 | 森田維央 | ||
ブルー | 柳澤綾乃 | 佐藤圭 | |
三船元維 | 宝満直也 | ||
ピンク | 野久保奈央 | 竹田仁美 | |
前沢零 | 山田悠貴 |
※キャストは変更になる可能性があります
※キャスト変更によるチケット払い戻し等は出来かねますのでご了承ください
演目概要
スターズ アンド ストライプス
【振付】ジョージ・バランシン 【音楽】 ジョン・フィリップ・スーザ
【概要】
『スターズ&ストライプス』はニューヨーク・シティ・バレエ団で初演され、現在も世界各地で上演されています。軽快で華麗なアメリカンスタイルの作品を2016年12月に初演、この度再演いたします。
この作品についての物語はなく、タイトルは文字通り「星条旗」すなわちアメリカの国旗を意味するので、もともとはアメリカへの愛国心を表現する踊りなのだろうとも言われています。アクロバティックなジャンプや回転技と、敬礼のポーズなどコミカルでエンターテインメント性のある振り付けが世界でも人気で、思いっきり楽しくパワフル全開な作品です。観る人を楽しませたりわくわくさせたりすること間違いありません。
『スターズ&ストライプス』は5つのパートで構成されています。
今回は4つ目のパートの2人の主役ダンサーによるグラン・パ・ド・ドゥを抜粋して上演します。軽快で優雅なアダージオ、それぞれのヴァリエーションや、見事な回転技がたくさん登場するアクロバティックなコーダが展開され、大変見応えがあります。
ガチョーク賛歌よりトリオ
【振付】リン・テイラー・コーペット 【音楽】ルイス・モレウ・ガチョーク
【概要】
19世紀の作曲家・ピアニストであるアメリカ・ニューオリンズ出身のガチョークのピアノ曲から6曲を選び、リン・テイラー・コーベットがABTの為に振り付けた作品。初演1982年にアメリカン・バレエ・シアターにより上演された演目を、NBAバレエ団で再現した軽快で高度なテクニックが炸裂するコンテンポラリー作品です。NBAバレエ団初演2013年、再演2015年を経ての上演です。


ケルツ(全幕)
【振付】ライラ・ヨーク 【音楽】アイルランド民謡
【概要】
「ケルツ」はこれまでにサンフランシスコ・バレエ、バーミンガム・ロイヤルバレエなどで上演されてきましたが、日本ではNBAバレエ団が2013年に初演を果たしたのち、2016年にも再演を行いました。
アイリッシュダンスをベースとし、ケルト音楽の軽やかさをバレエで表現したリズミカルな作品です。演目は、5曲構成になっており、それぞれにグリーンマン、レッドカップル、ブラウンカップル、メンズダンス、コールドバレエが登場します。
グリーンマンは男性ソロとなっており、アイリッシュダンス特有の、上半身を動かさずに下半身だけかなりクイックに踊るシーンなどが特徴的で、クライマックスの曲調に合わせた脚裁きは圧巻です。
レッドカップルは、組む技や対象の動きなどが次々とスピーディーにこなされていき、まるで音楽の楽しさを2人が共有しているかのような、時間が経つのを忘れてしまうことでしょう。
ブラウンカップルは、哀愁漂う緩やかな曲を男女がパドドゥで表現しています。自然な動きの流れの中にラインの美しさがあり、いつしかその雰囲気に静かに引き込まれていく、そんなシーンとなっています。
メンズダンスでは、太鼓の音に合わせ、力強い動きで戦いを表現。太鼓のリズムが、戦う男の心境を連想させるかのような、見応えのあるシーンとなっています。
また、コールドバレエは、それぞれの曲が持つ特徴を振付にのせて、シーンの雰囲気を創り出します。衣裳には、ケルト地方で言い伝えになっている、平和の象徴である渦巻き模様があるなど、アイルランドの歴史を感じさせられる工夫も成されています。


ロミオとジュリエットよりパ・ド・ドゥ
【振付】マーティン・フリードマン 【音楽】セルゲイ・プロコフィエフ
【概要】
このマーティン版の特徴として、登場人物たちの溢れる感情をエネルギッシュで躍動感のある踊りで表しているところが挙げられます。またシェイクスピアの原作にあらゆる場面で忠実であることが挙げられます。第3幕のジュリエットの寝室での2人のパドドゥでは、原作であの有名なロミオとジュリエットのセリフを感じることができます。
ジュリエット:もう行ってしまうの?まだ夜も明けないのに。あれはナイチンゲール、雲雀ではないわ、怖がっているあなたの耳に今聞こえたのは。夜毎あの柘榴の木で鳴くの。本当よ、あれはナイチンゲール。
ロミオ:いや、あれは雲雀だ。朝を告げる使いだ。ナイチンゲールではない。ほら、意地の悪い朝の光が東の空にちぎれ雲を透かし模様に照らしている。夜空の燈し火は燃え尽きて、陽気な日の光が、霧のかかった山の頂に爪先立ちしている。立ち去って生きるか、留まって死ぬかだ。
【ストーリー】
愛を誓い合った二人だったが、災難が重なり引き裂かれる運命となったロミオとジュリエットの愛を感じられる見応えのあるパドドゥを抜粋して上演します。
ザ・リバーよりボーテックス
【振付】アルヴィン・エイリー 【作曲】デューク・エリントン
【概要】
『The River』は、ダンスの世界に革命をもたらした振付家アル ヴィンエイリーとジャズ作曲家デューク・エリントンがコラボレーションした1970年の作品で、日本ではNBAバレエ団が2017に初演を果たしました。クラシックバレエやモダンダンスなどの粋を超え、他の多くの作品にも多大な影響を与えています。
川は絶えず流れ、母なる海へと旅を続けることを人生にたとえ、生まれてから死に至り、再び生まれ変わるまでの壮大な物語を、回転が特徴の「渦」、ロマンチックなデュエット「湖」、力強いカルテット「滝」、喜びに満ちた「急流」などで表現しています。
観る人が、川の流れと自分の人生を重ね合わせ、常に新鮮な感動を生む見ごたえのある作品です。
Spring, Meander, Giggling Rapids, Lake, Falls, Vortex, Riba, Twin Citiesの8曲で構成されたバレエから今回はVortexを上演します。


海賊よりパ・ド・トロワ
【振付】マリウス・プティパ 【作曲】R.ドリゴ他
【概要】
第一幕のパドトロワ。コンラッドとアリ、メドーラによる優雅な、またダイナミックな舞です。海賊と言えば!のパドトロワをご覧ください。
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番
【振付】クラーク・ティベット 【作曲】マックス・ブルッフ
【概要】
ブルッフヴァイオリン協奏曲第1番は、38歳の若さでこの世を去った元ABTプリンシパルのクラーク・ティペットにより振付けられた有名な作品です。
舞台天井に一つのシャンデリア、紺色のシックな空間、そして色鮮やかな衣装を纏ったダンサーの美しい舞いは、この上なく上品で高級感がありながらも多彩なステップや構成で成り立っている、まさに総合芸術と言える作品の一つです。
この曲は1864年に着手され、2年後の1866年に初演され好評を得ましたがマックス・ブルッフは満足せず、友人であるヨーゼフ・ヨアヒムに助言を求め、大規模な改訂を施しました。そしてさらに2年後の1868年、現行の形での初演が行われ、数々の著名なヴァイオリニストのレパートリーに組み込まれるようになる程各地で人気を博しました。

音楽構成とそれぞれの振付
音楽は3楽章からなり、振付中では4ペアのカップル(レッド・アクア・ブルー・ピンク)とコールドバレエのダンサーで構成されています。
第1楽章 アレグロ・モデラート ト短調 4/4拍子
当初「幻想曲風の序奏」と題される案もあった比較的短い楽章。楽章の冒頭と終わりに独奏の技巧的なリチタティーボが置かれている。ティンパニのトレモロに木管が答えて始まり、低弦に現れる動機を中心に自由な展開を見せる。トゥッティの出番が少なくほぼ全体を独奏ヴァイオリンが支配する。第2楽章と直接アタッカでつながれていて、実際に第2楽章の前触れとしての役割を果たしている。
振付の特徴
第一楽章では、レッドカップルが情熱的に、アクアカップルが優雅にそれぞれのパドドゥを踊ります。その中で男性同士、女性同士で踊るシーンがあり力強さや美しさが展開され、構成が切り替わるスピード感が爽快な場面です。
第2楽章 アダージョ 変ホ長調 3/8拍子
展開部を欠いたソナタ形式で、この曲の中心を置く最も長い楽章。第1楽章同様ほぼ独奏ヴァイオリンが支配する。ブルッフ一流の旋律美が存分に発揮されている。ヴァイオリンの歌う第1主題に始まり、第2主題は独奏のパッセージを背景に木管楽器によって歌われる。再現部は変形され、変ト長調の第1主題再現に始まって第2主題がクライマックスを作る。最後は静かに終える。
振付の特徴
第2楽章では、特に高度なテクニックを駆使したブルーカップルのパドドゥが見どころです。大胆かつ繊細な2人のパドドゥは、緊張感の中に男女の音楽的調和を感じさせます。
第3楽章 アレグロ・エネルジコ ト長調 4/4拍子
ソナタ形式。主題を予示するオーケストラの導入に始まり、ヴァイオリン独奏の重音奏法による熱狂的な主題が現れる。この主題ヨハネス・ブラームスのヴァイオリン協奏曲第3楽章冒頭主題との類似も指摘されている。第2主題はオーケストラに示される雄大なもので、ロマン派音楽の抒情性のすぐれた例となっている。
振付の特徴
初めにピンクカップルが登場し、軽快な音楽と踊りにより一気にその場を明るい雰囲気にします。表情の軽さや脚さばきの細やかさが特徴的です。
そこへ再びブルーカップルが現れ踊るのですが、この場面でのコールドバレエの特に繊細な振付や群舞全体での構成によって、ブルーカップルの存在感をより際立たせつつ、じわじわとクライマックスの雰囲気が漂い始めます。
最後に総員によるフィナーレとなります。前後、左右、上下と交互に波打つような構成、振付が音楽にマッチし、群舞の壮大さや美しさが舞台全体に広がります。
スタッフ情報
芸術監督・演出:久保紘一
16歳の時、第6回モスクワ国際バレエコンクールでトップの成績をジュニア・シニア男女合同で獲得し、のち渡米。ボストン・バレエ団のゲストダンサーなどを経てコロラドバレエ団のプリンシパルとして迎えられた。以降20年間同団のプリンシパルとしてすべての公演に主演。ニューヨーク公演ではNYタイムズで『完璧なるバレエの巨匠』 と言われるなど、ダンスクラシックの精神を体現している舞踊家として、日本人では初めてダンスマガジンの表紙を飾り、彼の特集が紹介された。モスクワボリショイ劇場やNY、また米国のベイル市などの世界ガラ公演にたびたび出演、風格ある様式美からなる彼の踊りは各国の評論家からも絶賛されている。「ドン・キホーテ」「ジゼル」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「コッペリア」「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」「白鳥の湖」等、ほとんどの古典の全幕作品のタイトルロ―ルを踊り、バランシン作品、創作作品などのすべてに主演している。また彼のために作られた作品も数多くある。2012年6年より芸術監督に就任。2014年文化庁芸術賞新人賞受賞。
振付家:ライラ・ヨーク
12年にわたりポール・テイラー・ダンスカンパニーで活躍し、60以上の作品に出演。1990年以降、振付家としてバーミンガム・ロイヤル・バレエ、ロイヤル・デンマーク・バレエ、ボストン・バレエ、アトランタ・バレエなど数々のバレエ団の作品を手掛ける。また自身の振付に加え、ポール・テイラーの作品を世界中で上演し、新しい振付家たちのためのプログラムをパシフィック・ノースウエスト・バレエで演出し功績を収めた。さたにスキッドモア大学で英文学を学び卒業。
振付家: クラーク・ティペット
1955年アメリカのカンザス州に生まれ、5歳よりバレエを始める。11歳のときスカラシップでニューヨークのタレイア・マーラバレエ学校に入学。
1972年にアメリカンバレエシアターに入団し、以後プリンシパルダンサーとなり、白鳥の湖、眠りの森の美女、くるみ割り人形など数多くの主演を演じる。
その後、彼の代表作である「ブルッフ ヴァイオリン協奏曲」を振付しアメリカが誇る振付家の一人になったが、38歳という若さで他界し、世界中から死を惜しまれた。
振付家: マーティン・フリードマン
ペンシルバニアバレエ、ニューヨークメトロポリタンバレエ、メリーランドバレエと共演。
イタリア、フローレンスのコムナレシアターバレエマスター、ロンドンフェスティバルバレエ(現イングリッシュナショナルバレエ)、サンフランシスコバレエ団教員。西ドイツのドートムンドバレエ、バレエマスター兼プリンシパル。オランダのスカピノバレエプリンシパル。オーストラリアバレエ、東京シティバレエ、イスラエルのバット・ドールダダンスカンパニー、ベルリンバレエ、中国セントラルバレエ、香港バレエ、ネーザーランドダンスシアター、ロイヤルスェディッシュバレエ、スエーデンカルバーグバレエ、台北のクロードゲートダンスシアターに於ける夏期講習講師。コロラドバレエ団元芸術監督。毎年日本各地に招かれ指導に当たる。1999年ダンスマガジン賞受賞。2005年旭日小綬賞受賞
振付家:リン・テイラー・コーベット氏
2000年にブロードウェイミュージカル「Swing!」で振付とディレクターの2部門においてトニー賞にノミネートされた。また、同年のドラマデスク賞にもノミネートされる。2002年には「Swing!」で日本ツアーを行い、高い評価を受ける。2008年に「My Vaudeville Man」でドラマデスク賞とルシール・ローテル賞にノミネートされ、「Wanda’s World」ではザ・キャロウェイ賞を受賞。彼女が脚本に関わった「Cougar The Musical」は2年間オフ・ブロードウェイで上演され、その後世界中で上演された。また彼女が改訂振付を担当した香港ディズニーランドの「ライオンキング」のショーは、今年で7年目を迎える。彼女は、息子であるショーン・テイラー・コーべット氏とともにミュージカル「Distant Thunder」を作り、またABT、NYCB、アルビン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターなど、その他数多くのバレエカンパニーでも振付を行っている。彼女の作品は「Live from Lincoln Center」やアメリカのTV番組でも取り上げられた。「ガチョーク賛歌」はABTに振付し、80年代前半に日本ツアーをした際には数多く上演された。2014年にはNBAバレエ団にもこの作品の振付を行っている。映画では「フットルース」「マイ・ブルー・ヘブン」「奥さまは魔女」の振付を担当した。
振付家 ジョージ・バランシン氏 (1904—1983)
ロシア出身のアメリカの舞踊家、振付者。ロシア帝室バレエ学校を卒業。その後ペトログラード音楽院でピアノの作曲法を学び、マリインスキー劇場のバレエ団に入団。
1924年にディアギレフ率いるバレエ・リュスに参加。1933年に渡米してからは、スクール・オブ・アメリカン・バレエを設立し、1948年にはニューヨーク・シティ・バレエ団を発足。彼は同団の芸術監督として、次々に新古典的な抽象バレエの秀作を発表し、アメリカのバレエを世界的な地位に引き上げた。ミュージカルや映画作品も数多く手がけた。