海外審査員

インターナショナルバレエディレクター International Ballet Director
マーティン・フリードマンMartin Fredman

2005年5月20日、昭和天皇から旭日小綬章を受賞。2003年からジャパングランプリの審査委員長を務め、日本でバレエを指導し続けている。 現在は、グアテマラ国立ダンスバレエスクール、コロンビア国際クラシックバレエセンター、の指導あたる。 台湾国際バレエコンクール、NBAバレエコンクールの審査員を務める。ワシントンバレエ団、台北国立芸術大学の芸術監督も務めていた。 コロラドバレエ団の芸術監督を20年務め、イタリアのフローレンスにある”Teatro Comunale -Maggio Fiorentino”の芸術監督務めた。 サンフランシスコバレエ、ロンドンフェスティバルバレエ(現イングリッシュナショナルバレエ)の講師、スウェーデンロイヤルバレエ、 ネザーランドバレエシアター、オーストラリアバレエ、ドイツオペラバレエ、香港バレエ、英国ロイヤルバレエスクールのゲスト講師を務めるなど 数々のバレエ団に長年にわたり指導者として招かれている。最近ではオーストリアのウィーンオペラバレエスクールの振付、ゲスト講師を務める。


Croatian National Ballet in Split 芸術監督
ペドロ・カルネイロPedro Carneiro

リスボンのグルベンキアンバレエ学校でバレエを始め、ドイツのジョンクランコバレエ学校にてスカラシップを獲得。ドイツ、ボンにあるハーゲン劇場やリスボン国立バレエ にて踊る。サンクトペテルブルクのワガノワアカデミーの 教師コースを学び、ダンサーディプロマを取得。
1996年から2018年までリスボン国立コンセルヴァトワールダンススクール でクラッシクバレエ、キャラクターダンスを教える。2003年から2017年まで副学長(2003~2007)、学長(2007~2008)、および理事(2008~2017)として同校の指揮を執り、学校を成功に導き国際的評判を得た。 世界中の様々なコンクールの審査員を務め、世界中でマスタークラスを教えている。 2021年ベルギー・モザ・バレエ・スクールの芸術監督権CEOを務め、現在ジョージア国立バレエ団バレエマスターを務める。2023年よりCroatian National Ballet in Splitの芸術監督に就任。


インターナショナルコーディネーター International Coordinator
デボラ・ヘスDeborah Hess

ニューヨーク生まれ。ABTスクールでバレエを学ぶ。 白鳥のオデット役他いろいろなクラシックバレエの作品を踊る。またコンテンポラリーダンスでも様々な作品を踊る。 ブロニスラヴァ・ニジンスカ 、ルドルフ・ヌレエフ、アサフ・メッスラーらとともに 舞台に立つ。 サンフランシスコバレエ学校の校長補佐を務めた後、1981年にカナダナショナルバレエ学校の上級教員及び学生交換制度のコーディネーターに就任。 ユースアメリカグランプリ、ジャパングランプリなどの審査員を務める。 ボストンバレエカンパニー、ロイヤルデニッシュバレエ学校、シンシナティバレエカンパニーなどでもゲスト教師として活躍している。


ボストンバレエスクール教師 Boston Ballet School Teacher
タマラ・キングTamara King

ニューメキシコ州アルバカーキにてバレエを始める。 1981年に、ボストンバレエのサマーダンスプログラムに、スカラーシップ受賞者として参加。 その後、Louisville Balletに入団し、ブルース・マーカス氏の招待を受け、ソルトレイクシティのウエストバレエメンバーとなる。 1987年~1993年までの間に『眠れる森の美女』『ジゼル』『くるみ割り人形』などの古典作品で主役から様々な役柄を踊る。 また、アシュトン振付『The Dream』や『Symphony in C』『Bugaku』『Allegro Brillante』を含むバランシン作品を踊り、 後にボストンバレエのメンバーとして踊ることになる。「グラスノスチ」を記念するコンスタンチン・セルゲイエフ、 ナタリヤ・ドゥジンスカヤが主催した舞台に参加した際には、『白鳥の湖』をはじめ、バランシン作品『Concert Barocco』等を踊っている。 2001年からボストンバレエに教師として戻り、翌年からサマーダンスプログラムも指揮している。 定期公演の『springShowcase』や創作作品として『Alice in Wonderland』などでも振付を手がけている。 現在もゲストティーチャーとしてもアメリカ各地で活躍しており、ジャパングランプリでも審査員として参加している。


ジョン・クランコ・バレエ学校主任教授
ディミトリー・マジトフDimitri Magitov

キーウ(キエフ)出身。キーウ(キエフ)のバレエスクールでバレエを始め、その後モスクワのバレエアカデミーに入学、1992年に卒業。1992年から1995年かけてモスクワ国立劇場バレエ団に在籍。また在籍中にロシア舞台芸術アカデミーにてバレエ教授法を学ぶ。1996年よりシュツットガルトバレエ団とコールドバレエ契約。2004年にはデミ・ソリストに昇格し、多くの主要な役を踊る。2001年から2003年にかけてヴェルテンブルク州立劇場とジョン・クランコ・バレエスクールにおいてバレエ講師としてのトレーニングを終了する。2010年よりジョン・クランコ・バレエスクールの講師に就任。
2013年よりジャパン・グランプリ、NBA、台湾グランプリ、ポルトガルバレエコンクールなどの審査員、国際的なワークショップ講師として、ジョン・クランコ・バレエスクールやシュツットガルトバレエ団の発展に貢献している。


エルムハースト・バレエスクール芸術監督
ロバート・パーカーRobert Parker

英国ロイヤルバレエスクールで学び、1994年にピーター・ライト監督の率いるバーミンガム・ロイヤルバレエ団に入団。1999年にプリンシパルダンサーとなり、芸術監督を引き継いだ振付家、デイビッド・ビントレーの作品で多くの主要キャストを務めた。またゲストダンサーとして、ロイヤルバレエ団の海外ガラ公演に多く出演した。2001年の批評家サークルダンスアワード、オリヴィエ・アワードに選出され高い評価を受け、2003年の批評家サークルダンスアワードでは「最も輝いた男性ダンサー」に選ばれた。
バーミンガム・ロイヤルバレエを退団後、RADのプロフェッショナルダンサー育成ディプロマを優秀な成績で修め、教育哲学の修士号を取得した。
2012年よりエルムハースト・バレエスクールの芸術監督を務める。同年、ロンドン・バレエ協会の会長に任命される。
世界中のバレエ団にゲスト講師として招待される傍ら、ユース・アメリカ・グランプリなどの国際バレエコンクールに審査員として携わっている。


アントワープロイヤルバレエ学校教師
齊藤 亜紀 Aki Saito

1991年スイスローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞後、アントワープ王立バレエ学校へ留学。卒業と同時にベルギー王立フランダースバレエ団にデミ・ソリストとして入団。
2004年プリンシパル・ダンサーに昇格。 同バレエ団で眠れる森の美女、オネーギン、ジゼル、コッペリア、くるみ割り人形、ロミオとジュリエット、ラ・バヤデール、ドン・キホーテ、白鳥の湖などの古典作品を始め、ジョージ・バランシン、ウィリアム・フォーサイス、モーリス・ベジャール、イリ・キリアン、ウェイン・マクレガー、マーサ・グラハム、デイビッド・ドウソン、シディ・ラルビ・シェルカウイ、ヨルマ・エロなどといった現代作品でも主役を務める。
2006年DANCE EUROPEからOutstanding female dancer、2007年BALLET2000から評論家賞、DANCE EUROPEからOutstanding female dancer、Outstanding partnerschip、2015年DANCEEUROPEでOutstanding Performance、2018年DANCE EUROPEからDancer of The Yearにノミネートされる。アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、ポルトガル、スイス、チリ、キューバ、香港など世界中のバレエ団やガラ公演にゲストとして招待される。
ダンサー引退後、アントワープ王立音楽院で教職学位を取得、現在アントワープ王立バレエ学校の最終学年を受け持ち、フランダースオペラバレエ団を始め、ヨーロッパでのバレエ講習会にゲストとして招聘されている。2003、2005、2007、2017年のスイスローザンヌ国際バレエコンクールを始めフランスカルポーコンクールなどで審査員を務める。
2016年舞踊界での優れた功績が認められ、ベルギー王国から爵位Ridder in de Leopoldsorde(レオポルド勲章)の名誉称号を授与される。


国内評論家

うらわ まこと

東京都出身。1950年から戦後初のバレリーナ松尾明美の相手役として「ジゼル」、「コッペリア」、「白鳥の死」など多くの古典全幕や創作作品を踊り、 その後舞踊評論に。芸術祭、芸術選奨、海外、国内研修員など多くの文化庁関係および芸術文化振興基金の審査委員、選考委員を歴任。東京新聞舞踊芸術賞、 さらに松山バレエ団、橘秋子記念財団顕彰、服部智恵子、江口隆哉、河上鈴子、中川鋭之助賞などの選考委員、全国(東京新聞)、こうべ全国、埼玉全国、北九州などの各種コンクール審査委員。 オン・ステージ新聞、バレリーナヘの道、ダンスマガジンの他、東京新聞はじめ各地の新聞、雑誌に寄稿している。新国立劇場舞踊専門委員、評価委員を務めた。 (社)全国公立文化施設協会の事業活性アドヴァイザーとして、セミナーやワークショップの企画・実施、機関誌への執筆や、ビデオの解説書の作成などを行う。 2015年に「私たちの松尾明美」を(株)文園社より出版。専門は経営学。松蔭大学経営文化学部教授などを務めたほか、この分野の著書多数。


寺村 敏

長野県松本市出身。舞踊ジャーナリスト。明治大学工学部(電気工学工業意匠専攻)卒。読売新聞文化部記者として音楽・舞踊を担当後に独立。英米仏独伊露豪など世界30都市で公演取材。J・レノン、G・ハリスン、F・マーキュリーらにインタビュー。英国ロックQUEENなどの来日公演プログラムをデザイン、アーティスト商品をプロデュース。姫神、高橋真梨子などのコンサートの構成・演出を担当。「カルメン」「ノートルダム・ド・パリ」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」などバレエ台本執筆。作訳詞多数。文化庁芸術祭、芸術選奨、アーツプラン21芸術文化振興基金などの審査選考委員を歴任。「NAGANO全国」「横須賀国際」などバレエコンクール審査員。日本照明家協会賞選考委員。


舞踊家審査員

浅井 杏里

金丸明子バレエスタジオでバレエを始める

2002年Rudra Bejart Lausanne留学しモーリス・ベジャールらに師事、ベジャール作品を学ぶ 

2006年State Ballet school of Berlinに留学し、同学校コンクールで第一位、学校公演「ジゼル」でミルタを踊り主席で卒業 

2007年Junior Ballet of geneva入団

様々な振付家のネオクラシックやコンテンポラリーの作品を踊る 

帰国後NBAバレエ団に入団

ファーストソリストとして「白鳥の湖」大きな白鳥、ポルカの姫「ドン・キホーテ」メルセデス「ケルツ」ブラウンカップル「ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番」レッドカップル「葉は色褪せて」第4パドドゥ「海賊」オダリスク「リトルマーメイド」海の魔女など主要な役を踊る


安達 悦子

松山バレエ学校から松山バレエ団に入団。ソリスト、プリマとして舞台に立つ。1979年慶應義塾大学在学中に第1回ジャクソン国際バレエコンクール銅メダル受賞。1986年東京シティ・バレエ団にプリマとして迎えられる。「ジゼル」「白鳥の湖」「コッペリア」「エスメラルダ」「真夏の夜の夢」等数多くの作品に主演。古典から創作までしばしば客演し、モナコ、ペルー、ソウルなどのガラ・コンサートに出演する。オペラの振付も手掛ける。

2009年東京シティ・バレエ団代表理事及び芸術監督に就任。NHK「ローザンヌ・バレエコンクール」の解説のほか、「TANZOLYMP」(ベルリン)など国内外のコンクールの審査員を務める。

文化庁芸術家在外研修員として1979年モナコ・プリンセス・グレース・アカデミー、2008年ベルリン国立バレエ団に派遣される。

2004年第30回橘秋子賞優秀賞、2016年第38回橘秋子賞特別賞、

2019年第39回ニムラ舞踊賞など受賞。

洗足学園音楽大学教授、東京音楽大学講師。日本バレエ団連盟常務理事。


厚地 康雄

栃木県出身。石原千代に師事。

2003年、NBA全国バレエコンクール審査委員長特別賞受賞。同年、英国ロイヤルバレエスクールに留学。2006年、バーミンガムロイヤルバレエ団(BRB)に入団した。

2011年、新国立劇場バレエ団にソリストとして移籍し、同年の『くるみ割り人形』で主役デビュー、翌年ファーストソリストに昇格。2年半の在籍中、多数の作品で主役を務めた。

2013年に、BRBに再入団。

2018年の日本ツアーで、ライト版『眠れる森の美女』の王子で錦を飾り、同団初めての日本人男性プリンシパルになった。

2022年に活動の拠点を日本に移し、NHKバレエの饗宴、東京バレエ団ガラ公演、NBAバレエ団『ドラキュラ』など、多数の国内公演にゲスト出演している。2023年に宇都宮エスペール賞を授与された。


石井 竜一

横浜市出身。横瀬三郎にバレエを師事する。1996年谷桃子バレエ団に入団し谷桃子、赤城圭に師事する。 早い時期から多くの作品にて主演する。在団中、2000年文化庁在外研修員としてボストンバレエへ一年留学。留学中多くの作品に出演。 帰国後谷バレエ団で踊りながら振付も手掛けている。2004年退団。早川惠美子、博子に師事する。 2006年文化庁特別在外研修員としてアルビンエイリーアメリカンダンスシアターへ視察。日本バレエ協会、バレエシャンブルウエスト、 井上バレエ団など多くの公演に主演する。振付家として日本バレエ協会、井上バレエ団、他多くの都市でも作品を発表する。 指導者として多く活動し井上バレエ団のバレエマスター、アネックスシアターにおいては芸術監督を務める。井上、NBA両バレエ団において団員講師。


今村 博明

5歳でバレエを始め井形久仁子、江川明に師事した後、芸術家在外研修員(2年研修)としてロイヤルバレエスクールに留学。フランス、アメリカでも研鑽を積む。帰国後牧阿佐美バレエ団入団。古典バレエ、創作バレエすべての作品に主演。日本バレエフェスティバル、海外のガラコンサートにも出演し、プリンシパルダンサーとして活躍する。1989年バレエシャンブルウエストを設立。定期公演を始め海外公演、清里フィールドバレエ、被災地慰問公演など意欲的な活動を続け、演出・振付・指導・主演と多岐にわたる活動を展開。橘秋子優秀賞。石井漠賞。指導者大賞。橘秋子特別賞。優秀指導者賞。邦人作品ベスト3表彰。松山バレエ団顕彰特別賞。東久邇宮文化褒賞を受賞。2004年サンクトペテルブルグ建都300年記念勲章。郷里大牟田市より文化功労の表彰を受ける。2016年.2018年にヴァルナ国際バレエコンクール日本代表審査員を務める。


井脇 幸江

8 歳より東京バレエ学校でバレエをはじめ、18 歳で東京バレエ団に入団。コール・ド・バレエからソリストを経てプリンシパルへと上り詰めた。ベジャール『春の祭典』、キリアン『パーフェクト・コンセプション』、ノイマイヤー『時節の色』。白鳥の湖』『くるみ割り人形』主演など、類まれなる表現力と恵まれた容姿で常に観客を魅了する存在感は国内外でも高く評価されている。指導者としての信頼は厚く「短期間でバレエを上達させてくれる」と日本各地へ教師として招かれている。2007 年「井脇幸江バレエスタジオ」設立。2012 年東京バレエ団を退団後に自身のバレエ団 Iwaki Ballet Company(IBC)を創立。『ジゼル』『ドン・キホーテ』『眠れる森の美女』などの古典全幕作品。『Ballet Gala 』を 2 年おきに上演し、振付家たちと新しい作品を意欲的に発表。コンテンポラリーやアルゼンチンタンゴにもトライするなど幅広く活動している。今もなおトップダンサーとして活躍するだけではなく、創作活動にも意欲を示し客席に驚きを投げかけている。2021年にオペラの名作『TOSCA』をバレエ化し世界初演。オペラとバレエの融合に成功し、バレエ界に深い感動を与えた。


榎本 晴夫

NBA バレエ団理事長。井川けい子バレエスタジオ代表。YAGP日本側代表。 日本大学芸術学部に舞踊と演劇を学ぶ。内藤瑠美にバレエを師事し、東京シティバレエ団、小林恭バレエ団を経て現在に至る。 1977年、日本バレエ協会公演にて新人賞受賞。1982年、小林恭バレエ団「ペトルーシュカ」にて主演 1984年、日本バレエ協会公演「イザベル」で振付奨励賞受賞。 1989年、日本バレエ協会第27回バレエフェスティバル(文化庁助成)にて「鳥になった男」を振付。 1993年、日本バレエ協会公演(文化庁助成)にて「夢・恋・旅だち」を振付。 1999年、日本バレエ協会公演(文化庁アーツプラン21・芸術創造基盤整備事業、新国立劇場オペラ劇場)にて「My・フォーシーズン」を振付。 2001年、NBAバレエ団公演ゴールデン・バレエ・コー・スターにて「ディベルティメント」を振付。 2005年、10月、英国チャールズ皇太子殿下よりバッキンガム宮殿皇太子殿下主催晩餐会に招待され出席。ダンサーとしては、 日本バレエ協会公演・「NHKバレエの夕べ」他に於いてソリストとして出演。 振付では「ヘンゼルとグレーテル」「第九にのせて」「クララの夢」「誕生日」「私の心はマリオネット」等オリジナル作品をはじめ、「 シンデレラ」「ラ・フィユ・マル・ガルデ」「ジゼル」「コッペリア」等、全幕バレエの演出・改訂振付を手掛ける。 2002年~2007年、国際バレエコンクールユースアメリカグランプリ(YACP)日本側代表。井川けい子バレエスタジオ主宰。


遠藤 康行

1991年スターダンサーズ・バレエ団入団。94年文化庁在外研修員としてオーストラリア・バレエ団にて、数々の舞台に出演、同バレエ団「ニュームーブス」公演にて振付。98年村松賞受賞。同年、宮本亜門ダンス公演主演。99年坂本龍一オペラに出演。同年ベルギー「シャルルロワ・ダンス」に入団。同時期に勅使河原三郎の海外公演に出演。2005年フランス国立マルセイユ・バレエ団にソリストとして入団、リハーサルディレクターを兼任。自作が多数同バレエ団レパートリーとなる。また同団にて振付けた「Super MAN Project」がベルリン、インターナショナル・ダンスフィルム・フェスティバルに選ばれる。
11年、東北大震災後「オールニッポン・バレエガラ」発起人としてチャリティー公演を行う。13年「JAPON dance project」の立ち上げメンバーとしてカンヌ、新国立劇場にて公演。15年より「横浜バレエフェスティバル」の芸術監督を勤める。16年 帰国後 Endo Ballet / エンドウ・バレエ主宰。18年よりYouth Dream Support Projectの芸術監督に就任。同年 ドイツ・ドレスデン・パルッカダンス大学に振付。現在日本、ヨーロッパを中心に活動中。


大森 康正

7歳よりバレエを始め、ミヤキバレエ学園に入所。その後、伊藤京子バレエスタジオにて伊藤京子に師事。 15歳の時に受けた講習会で、故A. ボンダレンコの勧めで、ロシア国立モスクワ舞踊アカデミー(ボリショイバレエ学校)に留学。故L. ジダーノフ、N. ドロホフらに師事。 2005年卒業。 その後、ウクライナキエフ子供音楽劇場(キエフクラシックバレエ)にソリストとして入団。主に「白鳥の湖」パドトロワ、ナポリ(ソリスト)、「ロミオとジュリエット」マキューシオ、「くるみ割り人形」王子、アレルキン、「眠れる森の美女」ブルーバード、猫、「シンデレラ」道化、「白雪姫」7人の小人、「ジャングルブック」「みにくいあひるの子」、「おやゆび姫」主役などを踊る。2010年に退団し、帰国。同年秋NBA バレエ団に入団。 くるみ割り人形「王子」、コッペリア「フランツ」、アルレキナーダ「ピエロ」、クレオパトラ「奴隷」、カルナバル「ピエロ」、真夏の夜の夢「デミトリウス」、ケルツ「レッド」、船木城作品「Beyond」、ドン・キホーテ「バジル」、リトルマーメイド 「王子」、海賊「ビルバンド」、ケルツ「レッド」など、全ての作品で主役、ソリストを踊る。 第6回NBA バレエコンクール高校生の部第1 位 読売新聞社特別賞 2004年埼玉全国舞踊コンクール成人の部第2 位など多数。


岡本 佳津子

(公社)日本バレエ協会会長/(公財)井上バレエ団代表理事/(一社)日本バレエ団連盟理事
1949年橘バレエ学校にてバレエを始める。1951年『ガボット』を踊り初舞台。1954年『白鳥の湖』のオデット姫を踊る。 1956年小牧バレエ学園入園1959年小牧バレエ団入団。1962年東京都芸術祭『白鳥の湖』のオディールでデビュー以後『ジゼル』『眠れる森の美女』『シンデレラ』『コッペリア』ほとんどの古典バレエ全幕の主役、 『令嬢ジュリー』『或る女』『椿姫』等の創作バレエの主役を踊る。1989年急逝した井上博文の後を受けて財団法人井上バレエ団常務理事に就任。1992年『ジゼル』のタイトルロールを踊り現役を引退し 、その後は後進の指導にあたるとともにバレエ団の経営、舞台制作にあたる。1998年文化庁在外研修生としてデンマーク、スエーデンを中心にアートマネージメントの研修を行うなど研鑽につとめ、 日本バレエ界の発展に寄与している。2000年『岡本佳津子によるバレエ小劇場』2002年『パドカトル』をバレエ、日舞、スペイン舞踊、舞踏により演じる。公演の芸術監督又井上バレエ団に於いては ピーターファーマーによる美術で『コッペリア』『くるみ割り人形』『眠りの森の美女』『白鳥の湖』新制作を行いブルノンビルスタイルの普及にも力をいれている。
【受賞】 舞踊批評家協会賞、橘秋子賞優秀賞、同特別賞、東京新聞舞踊芸術賞


キミホ ハルバート

岸辺光代のもとでバレエを始め、ベルギー・アントワープバレエ学校を経て、アメリカ・コロラドバレエ団に入団、’97〜’09新国立劇場バレエ団入団。’99よりフリーランスになり日本バレエ協会等でも活躍する一方、振付活動を開始。01年振付・演出を手がける『UNIT KIMIHO』結成。これまでに「White Fields」、「MANON」、「Le Sacre du Printemps」等を上演。
新国立劇場を始めとする様々なバレエ団やバレエ学校に振付を行う他、Willy Decker演出オペラ「軍人たち」などを含むオペラの振付、田尾下哲演出ミュージカル、アンジェラ・アキPV、映画、演劇、CM等、ダンス公演以外でも振付活動を国内外で行っている。若いダンサーの育成にも力を入れ、コンテンポラリークラスやコンクールバリエーション振付を担当。2020年よりアーキタンツ・トレーニングプログラム教師。クラシックバレエとコンテンポラリーバレエの両域でダンサー/振付家/指導者として活動中。


久保 紘一

16 歳の時、第6 回モスクワ国際バレエコンクールでトップの成績をジュニア・シニア男女合同で獲得し、のち渡米。ボストンバレエ団のゲストダンサーなどを経てコロラドバレエ団のプリンシパルとして迎えられた。以降20 年間同団のプリンシパルとしてすべての公演に主演した。ニューヨーク公演ではNY タイムスで「完璧なるバレエの巨匠」といわれるなど、小柄ながらもダンスクラシックの精神を体現している舞踊家として、日本人では初めてダンスマガジンの表紙を飾り、彼の特集が紹介された。ニューヨークやNY、また米国のベイル市などの世界ガラ公演に度々出演、風格ある様式美からなる彼の踊りは辛口の評論家からも絶賛されている。「ドンキホーテ」「ジゼル」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「コッペリア」「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」「白鳥の湖」等、ほとんどの古典の全幕作品のタイトルロ―ルを踊り、バランシン作品、創作作品などでのすべてに主演している。また、彼の為に作られた作品も数多くある。2012 年よりNBAバレエ団芸術監督に就任。通常、日本では馴染みの少ないアメリカン・バレエをはじめ、日本ならではの作品を発表するなど多様な作品を手掛け、日本の芸術文化に寄与している。2014 年文化庁芸術新人賞受賞。2018年度舞踊批評家協会新人賞受賞。


小嶋 直也

長野出身。母、小嶋恵美子のもとでバレエを始め、1986年橘バレエ学校入学と同時に牧阿佐美バレヱ団に入団。1988年、全国舞踊コンクールジュニア部第1位、ヴァルナ国際バレエコンクールジュニア部門で日本人男性初の第1位金賞受賞。1990年牧阿佐美バレヱ団「くるみ割り人形」で主役デビューを果たし以後数々の作品に主演。ローラン・プティ振付「ノートルダム・ド・パリ」でフロロ役を好演。1994年11月に初の日本人ダンサーとしてアメリカン・バレエ・シアターで1年契約を結ぶ。
1997年に新国立劇場バレエ団ソリストとなり、開場記念公演「眠れる森の美女」で主演。以降プリンシパルを務める。
第62回東京新聞主催全国舞踊コンクール指導者大賞受賞。
現在は、AMスチューデンツ、橘バレエ学校、日本ジュニアバレエ、新国立劇場研究所の講師を任める。
東京新聞主催全国舞踊コンクール、全日本バレエコンクールなどの審査員。
主な受賞歴
1994年 芸術選奨新人賞・1996年 松山バレエ団芸術奨励賞
1998年 中川鋭之助賞・1999年 橘秋子賞優秀賞
2001年 服部智恵子賞


貞松 正一郎

(一社)貞松・浜田バレエ団芸術監督。4歳より貞松・浜田バレエ学園でバレエを始め、両親である浜田蓉子、貞松融に師事。1982年。ローザンヌ賞受賞。英国ロイヤルバレエスクール留学後、松山バレエ団に入団。松山バレエ団に入団。松山樹子、清水哲太郎に師事し、同バレエ団の中国、イタリア公演等に参加。国内外の公演において主演、ソリストとして活躍。92年より当バレエ団で活動を始め、以来今日までバレエ団の古典から創作まで全作品に主演の他、海外のバレエ団へのゲスト出演も多数。創作活動にも意欲的に取り組み、多くの古典全幕バレエを演出・振付するなど、また「セイラーズ・セイリング」「ペールギュント」「ピアノ・ブギ・ウギ」他多数の創作振付作品を発表。主な受賞歴に神戸ユース賞、村松賞、兵庫県芸術文化奨励賞、ブルーメール賞、神戸市文化奨励賞、上村未香と共にKobe Art Award2014大賞。

令和3年、演出・振付の「海賊」(全幕)にて、バレエ団が第76回文化庁芸術祭・優秀賞を受賞。

(一社)日本バレエ団連盟理事。芦屋大学客員教授。


篠原 聖一

札幌市生まれ。3歳より両親(篠原邦幸、沙原聖子)のもとでバレ エを始める。1973年小林紀子バレエ・シアター旗揚げ公演に参加 。同シアターに入団。78年日本バレエ協会新人賞受賞。78~79年 文化庁派遣在外研修員としてモナコに留学、フランスナンシー国 立バレエ団にてゲストダンサーとして活躍し帰国。85年フリートと なり、97年再度、文化庁派遣在外研修員としてサンフランシスコバ レエ団、ネザーランド・ダンスシアターにて振付を研修。01年「DANCE for Life」始動、その作品スケールの大きさはもとより、芸術性につ いての高い評価を得、06年「ロミオとジュリエット」(全幕)にて文化 庁芸術祭舞踊部門大賞を受賞。02年橘秋子賞優秀賞、07年東京新 聞全国舞踊コンクール優秀指導者賞、09年橘秋子賞特別賞受賞。 公益財団法人日本バレエ協会理事、下村由理恵アンサンブル総 監督、DANCE for Life芸術監督・代表。


鈴木 直敏

NBAバレエ団理事
長野県出身。松本深志高校在学中より松本市青木千枝子バレエ 教室にてバレエを始める。1969 年、江川明氏に師事。1970 年、 日本バレエ協会公演「伯爵家の舞踏会」壮士役にて初舞台、以 来日本バレエ協会、松山バレエ団、谷桃子バレエ団、貝谷バレ エ団、小林恭バレエ団公演、NHK バレエのタベ、NHK イタリ アオペラ公演等数多くの舞台に出演。1977 年、牧阿佐美バレエ 団入団。1978 年、牧阿佐美バレエ団ヨーロッパ公演( イタリア、 フランス、イギリス、イスラエル) に参加。1978 年~ 1979 年、 ヨーロッパ研修。主にパリにて元パリ・オペラ座芸術監督レイモン・ フランケッティに師事。他フランクフルトバレエ団、デュッセルドル フバレエ団、カールスルーエ劇場バレエ団等で研修。2019 年ま で牧阿佐美バレエ団団員として数多くの公演に出演。早稲田大 学英米文学科卒業。埼玉県全国舞踊コンクール東京新聞社賞受 賞。NBA バレエ団理事。鈴木直敏・恵子バレエスクール、「ル・ プルミエユースバレエ」主宰。日中文化交流クラシックバレエコ ンクール審査員。フルール全国バレエコンクール審査員、スリー ピングビューティー全日本バレエコンクール審査員、最優秀指導者賞、第3 回ザ・バレコン東京優秀指導者賞受賞。第3 回、6 回、 8 回クリエ全国バレエコンクール指導者賞受賞。第75回全国舞踊コンクール優秀指導者賞 他、数多くの指導者賞を受賞している。


鈴木 正彦

NBAバレエ団バレエマスター
長野県出身。5歳より白鳥バレエ学園 にてバレエを始める。塚田たまゑに師事。年間20回あまりの公演に参加するなど、幼少期より才 能を発揮する。1986年松山バレエ団エジンバラ公演、1991年松山 バレエ団ニューヨークワシントン公演に参加するなど、海外でも活 躍。同年、松山バレエ団入団し、全幕レパートリーのソリスト、主役 を踊る。主な舞踊作品として、『眠れる森の美女』『クルミ割り人形』 『新白鳥の湖』『 コッペリア『』ドン・キホーテ『』シンデレラ『』ジゼ ル』『アレグロブリランテ』『セレナーデ』『テーマとヴァリエーション』 『バレエインペリアル』などがある。2013年より森下洋子のパートナ ーを務める。2015年松山バレエ団退団後、フリーダンサーとして活 動。同時に審査員や指導家としても活躍の場を広げる。2017年より NBAバレエ団バレエマスターとして、ダンサーの育成に取り組ん でいる。


地主 薫

法村友井バレエ学校から 72 年バレエ団に入団、友井唯起子、法 村牧緒、友井桜子、三宅哲司各氏に師事。バレエ団ではソリストと して活躍。
1988 年法村友井バレエ団を退団。地主薫エコール・ド・バレエ および地主薫バレエ団を設立。98 年には 10 周年記念公演として

「シンデレラ」全幕、99 年には石田種生氏振付の『竹取物語」を上 演、主演する。 教え子からは国内外で活躍する多くの優れたダンサーを輩出。引 退後は古典やスタンダードの全幕作品や創作バレエを演出・振 付しバレエ団育成に力を注ぐ。

2008 年 大阪文化祭賞グランプリ
2012 年 大阪文化祭賞奨励賞
2014 年 文化庁芸術祭大賞
2017 年 文化庁芸術祭優秀賞 文化芸術功労大阪府知事表彰 2019 年 文化庁芸術祭大賞

2023 年 第 9 回舞踊文化功労賞 第 41 回橘秋子賞


白石 あゆ美

愛媛県生まれ。6歳よりバレエと器械体操を始める。バレエでは八束公子とボリショイバレエ団専属バレエミストレスマリーナ・コンドラチェーワに師事。

1999年全日本バレエコンクールin Nagoya第1位

2000年第14回全日本バレエコンクール入賞第3位。

2002~2005年ボリショイバレエ学校に留学

2004年キエフ国際バレエコンクールファイナル出場 ジプロン受賞。

2005年ボリショイバレエ学校卒業証書授与。

2006年K-Ballet Companyに入団。2015年プリンシパルに昇格。

主な主演作品は『カルメン』『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』

『クルミ割り人形』『シンデレラ』『ラ・バヤデール』『海賊』。

プティ、バランシン、アシュトンなどの有名な作品も含め

その他数々のソリストを勤めた。

K-Ballet School TTC(ティーチャーズ トレーニング コース)取得後

小石川校で教師を勤める。2017年8月に退団後現在フリー。

ダンサー、教師、バレエ、エアリアルコンクールの審査員、IGNIS DE ORNISの副代表として活動中


関口 祐美

埼玉県出身。5歳からバレエを始め伊藤京子に師事する。埼玉県立川越女子高等学校を卒業後、日本バレエ協会主催の舞台に多数出演。2007年NBAバレエ団に入団。ファーストソリストとして多くの舞台に出演すると共に2019年からはダンサー兼バレエミストレスとして活躍する。主な出演作品は「ガチョーク讃歌」サバンナ、「HIBARI」悲しい酒、「ケルツ」ブラウン、「ドラキュラ」女性ヴァンパイア、「ロミオとジュリエット」キャピュレット夫人など。2022年退団。

現在は、伊藤京子バレエスタジオにて後輩たちの指導、育成に努めている


田中 ルリ

4歳より田中千賀子バレエスタジオにてバレエを始める。ドイツ ハンブルクバレエ学校留学。田中千賀子・佐々木大・原田高博に師事。1992年中部日本全国バレエコンクール中学生部門 第1位。1993年年東京新聞全国舞踊コンクールジュニア部 第2位。
こうべ全国洋舞コンクールジュニア1部 第1位。1999年世界バレエ&モダンダンスコンクール、シニア部門 第1位金賞受賞。
2001年年度ベスト1新人賞受賞。2005年財団法人松山バレエ団芸術奨励賞を受賞。第7回ラトビア バルチックバレエフェスティバルにゲスト出演。日本バレエ協会北海道支部公演「眠れる森の美女」に主演。都民芸術フェスティバル日本バレエ協会公演「白鳥の湖」「ドン・キホーテ」に主演。フランス リヨン「カンパニーリヨン旗揚げ公演」にゲスト出演。世界バレエ&モダンダンスコンクール「メダリスト達の競演」全国ツアーに出演。東日本大震災復興支援チャリティガラ東京公演 福島公演て神奈川公演に出演。バレエスタジオミューズ公演「くるみ割り人形」に主演。
「エキシビションスペシャル エリェナ パブロワを称えて」にて瀕死の白鳥の湖を踊る。現在 福岡・関西を中心に踊りながら、田中千賀子バレエ団で指導 演出・振付、全国各地で講習会、コンクールの審査員を務める。


中島 伸欣

東京シティバレエ団理事/ 演出家
早稲田大学文学部在学中に東京シティバレエ団に入団。現在同バレエの理事として運営に参加するとともに、演出家・振付家・教師として活躍中。
東京シティバレエ団による古典バレエ、創作バレエの多くに主演する。また数多くのモダンダンスへの客演も盛んに行われた。
1982年アメリカ国際バレエコンクールにて特別審査委員賞を受賞。同年文化庁在外研修員として、イギリス、アメリカに留学。1983年よりアメリカタンパ・バレエ団に、1988年香港バレエ団にゲスト・プリンスパルダンサーとして招かれ、多くの作品に主演する。1990年より振付家として本格的に活動を開始する
新国立劇場『J-バレエ』にて「Nothing is Distinct」を発表するほか「アンブラッセ・ル・タン」「失われた家族」(1993年度ベスト・スリー賞)「フィジカル・ノイズまた、長編作品として、「カルメン」「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」「真夏の夜の夢」「月の柩」(名古屋市芸術祭賞受賞)などがある。時代性を映し出すドラマチックな作品作りと登場人物の鮮やかな描写に好評を得ている。


中村 祥子

野村理子バレエ教室でバレエをはじめる。1996年ローザンヌ国際バレエ・コンクールでスカラーシップ賞/テレビ視聴者賞受賞。9698年シュツットガルト・ジョン・クランコ・バレエスクールに留学、98年シュツットガルト・バレエ団に研究生で入団。2000年ウィーン国立歌劇場バレエ団に入団。01年ルクセンブルク国際バレエ・コンクール第1位。02年ソリストに昇格。068月ベルリン国立バレエ団に移籍。07年プリンシパルに昇格。1311月ハンガリー国立バレエ団にプリンシパルとして移籍。159月よりKバレエ カンパニーに在籍。18年第39回橘秋子賞優秀賞受賞、20年第34回服部智恵子賞受賞。20Kバレエカンパニー名誉プリンシパルとなる。現在はフリーのダンサーとして精力的に活動中。


二山 治雄

白鳥バレエ学園にて塚田たまゑ・みほりに師事。
2014
年第42 回ローザンヌ国際バレエコンクール第1位、YAGP NY決戦シニア男性部門第 1
位ローザンヌ国際バレエコンクールのスカラシップでサンフランシスコ・バレエスクール トレイニー・プログラムに留学。
2016
年ワシントンバレエ団スタジオカンパニーに入団。
2017
年~2020年パリ・オペラ座バレエ団契約団員として入団。アブダビ、シンガポール、上海ツアーにも参加。
2019
年パリ・オペラ座バレエ団外部オーディション1位。

2014年読売巨人軍創立80周年記念開幕式で踊る。
文部科学大臣表彰首相総官邸訪問。
地元松本市より松本市文化芸術大賞受賞。
信濃毎日新聞より「信毎賞」受賞。
アメリカ大使館晩餐会に参加。
サイトウ・キネン・フェスティバルにて小澤征爾氏の指揮で踊る。

2016年NBAバレエ団“Stars and Stripes”にゲスト出演。
2018
年・2019年キエフバレエ団日本公演にゲスト出演。
2022
NBAバレエ団ラ・フィユ・マル・ガルデにゲスト出演。
2022
“NUTCRACKER! Magical Christmas Ballet” くるみ割り人形アメリカツアー。
2023
年日本バレエ協会関東支部 神奈川ブロック 第37回自主公演「シンデレラ」全幕 道化役。
2023
Harpers BAZAAR主催 パルファン・クリスチャン・ディオールイベントにてピアニスト角野隼斗と競演

29回中川鋭之助賞受賞。


針山 愛美

ボリショイバレエ学校を主席で卒業。モスクワ音楽劇場バレエ団、エッセンバレエ団(ドイツ)米国バレエインターナショナル、クリーブランド・サンホセバレエ団でプリンシパルとして活躍、ボストンバレエ、ウラジーミル・マラーホフ率いるベルリン国立バレエ団で活躍。 レニングラード国立バレエに招かれ『白鳥の湖』と『ジゼル』に主演。ウランウデ国立バレエ団で『白鳥の湖』と『ジゼル』に客演主演した際、日本人初踊ったバレリーナとして大臣から表彰を受ける。 モスクワ国際バレエコンクールで特別賞、ニューヨーク国際バレエコンクールで銅メダル(日本人初)、パリインターナショナルコンクール銀メダリスト(金メダル無し)。出身地吹田市で、2003年から国際交流大使に任命される。世界各地でガラ公演に参加、イリク・ムハメドフやホセ・カレーニョなどと踊る。世界の巨匠チェリスト、ダヴィド・ゲリンガスとデュオでバッハプラスをプロデュース共演。リトアニアでは首相の前で、世界各地で公演。ベルリンフィルハーモニーと三度に渡り共演し振付、演出しフィルハーモニーにて世界新作を自演。スロバキアのバレエ団で『ラ・バヤデール』全幕をステージングし振付指導。世界各地でバレエコンクールの審査員、ワークショップの講師としても招聘される。マラーホフマスタークラス、マラーホフバリエーションレッスンなどDVDとCDをプロデュース。「情熱大陸」で放送された他、ドイツベラでもドキュメント番組で放送される。クラシックから新古典派へのレパートリーの広い範囲を持ち公演活動する傍ら、最近では後輩の指導、海外との架け橋になる活動を積極的に行っている。


宝満 直也

新国立劇場バレエ団を経てフリーランスのダンサー、振付家として活動中。新国立劇場在団中は若手振付家育成公演で作品を多数発表している。2017年に退団し、NBAバレエ団にて「海賊(世界初演)」「白鳥の湖(世界初演)」に振付として参加している。大和シティバレエ(神奈川)にて2020年、オリジナルの全幕バレエ「美女と野獣」を、2022年に「ガラスの靴(シンデレラ)」をそれぞれ世界初演し、大好評を得る。2016年オン⭐︎ステージ新聞 新人振付家ベスト1選出。MBS/TBS系アニメ「ダンス・ダンス・ダンスール」でキャラクターの振付を担当。2021 Gucci 100周年記念イベント「Aria」にて菅井円加の振付を担当。クラシックからコンテンポラリーまで、創作の幅は多岐にわたる。


堀内 充

幼少より堀内 完・秀子のもとでバレエを始める。
1981年モスクワ国際バレエコンク-ル銅賞。
1983年ロ-ザンヌ国際バレエコンクール、ローザンヌ賞を受賞、スクール・オブ・アメリカン・バレエに留学。
帰国後自ら結成したFootlightsDancers・堀内充バレエプロジェクトの公演活動を行っている。
青山劇場バレエフェスティバル、新国立劇場バレエ団、佐多達枝バレエ公演等に出演。振付家としても作品を多数発表しアメリカ・フランス・南米・韓国・中国にも招かれている。また、大阪芸術大学舞踊コース教授、玉川大学芸術学部非常勤講師、京都バレエ専門学校講師、新国立劇場研修事業委員を務めている。


本多 実男

公益社団法人日本バレエ協会理事/劇団四季、チャコットバレエ教師/ J.Honda Ballet主宰
東京出身。6歳よりモダンダンスを始める。1973年東京シティバレエ団入団。「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「ジゼル」に主演。1981年NHK制作、イタリア放送協会賞、エミ-賞優秀賞受賞作品「月」に主演し、その才能を発揮する。1982年NHKバレエの夕べ「春の祭典」主演。1986年には、文化庁派遣芸術家在外研修員としてカナダナショナルバレエ団、ロンドンフェスティバルバ レエ団にて研修。翌年現代舞踊協会特別新人賞受賞。牧阿佐美バレエ団、スターダンサーズバレエ団、新国立劇場等に出演するなど、活躍の場を広げる。また、1997年、2000年 (社)日本バレエ教会神奈川ブロック公演「くるみ割り人形」振付を行い、振付家としての活動にも力を入れる。2003年には日本バレエ協会で「合同バレエの夕べ」で振付。2005年橘秋子賞助演優秀賞受賞。


峰岸 千晶

NBAバレエ団プリンシパル・NBAバレエ学校副校長
6歳よりクボバレエアカデミーにてバレエを始め、久保栄治、陽子に師事。また、特別講師として、 ナディア・チホーノワ、マーティン・フリードマンより、ワガノワメソッドを学ぶ。彩の国芸術劇場「くるみ割り人形」全幕(江川明振付)では、クララ役で出演。 米国コロラドバレエ団にて1年間研修をし、マーティン・フリードマンに師事。帰国後NBAバレエ団に入団する。 主な出演作品は、「白鳥の湖」パ・ド・トロワ、「ジゼル」ペザント、「アルレキナーダ」ピエレツト、「奇蹟の人」ヘレン・ケラー、 ニジンスカ版「ラ・フィユ・マルガルデ」リーズ、ヴィハレフ版「コッペリア」スワニルダ、「くるみ割り人形」金平糖の精、 クリストファー・ウィールドン振付「真夏の夜の夢」ティターニア、「ドン・キホーテ」キトリ、マイケル・ピンク振付「ドラキュラ」ミーナ、 マーティン・フリードマン振付「ロミオとジュリエット」ジュリエット、久保紘一版「海賊」メドーラ等。コンテンポラリー作品では、 トワイラサープ振付「NINE SINATRA SONGS」、遠藤康行振付作品、中村恩恵振付作品、船木城振付作品、キミホ・ハルバート振付作品、平山素子振付作品等に出演。


宮内浩之

1994年カヨ・マフネクラシックバレエ スクールにてバレエを始め、カヨ・マフネに師事。
2007年ボストンバレエ団に留学。帰国後、牧阿佐美バレヱ団に入団し、「くるみ割り人形」王子、「三銃士」アトス、「ラフィユマルガルテ」アラン、「ラ・シルフィード」グエンなど、主要キャストとして出演。
2014年 NBAバレエ団に入団。
2016年 バレエ団主催アトリエ公演にて振付、演出を担当。
2018年プリンシパルに昇格し、「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「コッペリア」「ドン・キホーテ」「ロミオとジュリエット」「海賊」「真夏の夜の夢」「リトルマーメイド」「シンデレラ」「眠れる森の美女」「ドラキュラ」「ジゼル」「ブルッフ・バイオリンコンチェルト」にて主演。


森仲 悠子

NBAバレエ団理事/森仲悠子・森中健智バレエアカデミー主催
東京都出身。3 歳よりモダンダンスを始める。クラシックを小川亜矢子
に師事。東京女子体育大学卒。文化庁芸術祭、東京芸術祭、現代舞踊展等の公演に出演。
【コンクール指導実績】
2003 年アジアパシフィック国際バレエコンクール/Jr. ファイナリスト
2006 年バレエコンクールin ヨコハマ/Jr.1部門第1位
2008 年全日本バレエコンクール/Jr.B 部門奨学金イエローキャブ賞
2012 年ザ・バレコン東京/Jr. B 部門第1位優秀指導者賞
2013 年NBA 全国バレエコンクール/ 小学生部門第1位指導者賞
2014 年オールジャパンユニオンコンクール/Jr.Ⅱの部第1位指導者賞
・埼玉全国舞踊コンクール/ 児童の部第1位
・エデュケーショナルバレエコンクール/ 児童の部第1位指導者賞
・ジャパングランプリ/ 児童部門第1位
2015 年NBA 全国バレエコンクール/ 小学生部門第1位指導者賞
・バレエコンクールin ヨコハマ/Jr.1 部門第1 位
・ユースアメリカグランプリ(YAGP)NY出場(指導 森中健智)
2017 年こうべ全国洋舞コンクール/ 男性Jr1部第1位(指導 森中健智)
・ジャパングランプリ/ ボーイズA 第1位(指導 森中健智)
2018 年イタリア スポレート国際コンクール/ジュニア第1 位及びグラ
ンプリ受賞( Tanz Akademie Zurich 留学中)
2019年ローザンヌ国際バレエコンクール/ 8位入賞(Tanz Akademie Zurich 留学中)
2021年NBA全国バレエコンクール/小学生部門第1位指導者賞
FLAP全国バレエコンクール小学生男子部門第1位指導者賞(指導 森中健智)
2022年 NBA横浜バレエコンクール高校生の部第1位指導者賞


薮下 亜佐美

名古屋市出身。4歳よりクラシックバレエを始め、田中千賀子、塚本洋子、仁科玲子らに師事。

椙山女学園高校在学中は新体操にて優秀な成績を修める。椙山女学園大学卒業後、ジャズダンス、コンテンポラリーダンスなど幅広いジャンルのダンスを学ぶ。

2002年、劇団四季入団。「ライオンキング」をはじめ年間約300ステージの舞台に出演する。退団後はバレエ指導者として後進の育成にあたる一方で、プロジェクトマネジメント、アートマネジメントを学び実践するマルチキャリアを積み、各種文化事業の企画、制作を担う。現在はパフォーミングアーツの発展にさらなる力を注ぐ。

共著『アートビジネス』(雄山社、2012年)

株式会社オフィスアクシス 代表取締役

一般財団法人NBAバレエ団理事


統括責任

運営委員長/相談役
久保 栄治

8才からバレエを始め、国立ユーゴスラビアバレエ学校で2年間学び、東京バレエ団を経て牧阿佐美バレエ団でソリストとして活躍、地元秩父市の教育功労者として活躍する傍ら、忙しいコンクール実行委員長を兼任している。 東京都出身。


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